ジリキウェブスクールスペシャルインタビュー
フリーランスとして働くということウェブデザイナー編
「フリーランスって今では当たり前の働き方になりつつあるけれど、実際どうなんだろう？」そんなフリーランスのリアルに迫るために、弊社の制作パートナーである中塚さんにフリーランスの現実と成功のヒントについて語っていただきました。
ジリキスタッフ: 森
フリーランスウェブデザイナー/中塚早苗さん
ウェブデザイン歴3年で、延べ400件以上のサイト制作を手がけているフリーランスのウェブデザイナーとして活躍中
2020年に起業し、Wix一筋でサイト制作をするウェブデザイナー。会計事務所勤務、ネットビジネスコンサルタントの経験を活かし、医療関係・建設・飲食など幅広い業種の制作に携わっている。また、プライベートではドライブが好きな2児(社会人・大学生)の母という一面も。
Wixとの出会いがすべての始まりだった！ウェブデザインをはじめたきっかけ
そもそもどういうきっかけでウェブデザインの道にすすもうと決められたのですか？
森
中塚さん
単純に(ウェブデザインが)おもしろかったんですよね。
私、もともと商業高校を卒業して、大学で経済を学んで、会計事務所で仕事をしていたんですよ。そのあとは図書館司書として小学校で働いていたんですが、10年ぐらい前かな、「家でできる仕事がしたい」と思い始めて、そこで会社を辞めたんです。
その時自分に何ができるんだろうなと考えてたんです。ちょうどその頃ネットで起業される方がちょっとずつ増えてきていたので、「そういった方たちのコンサルはできるのでは？」と思ってイチからコンサルを学んで、フリーランスになったんです。
えっ！そうだったんですか。もともと全然デザインとは違うお仕事をされていたんですね！しかもコンサルをイチから自分で学ばれてフリーランスになられていたなんてすごいバイタリティ！
森
中塚さん
割とフットワーク軽いんですよ(笑)
そのコンサルをやっていく中で、ウェブデザインに目覚めたんですか？
森
中塚さん
はい、ある時コンサルに入ったお客様のＬＰをつくることになったんです。
「LPつくるならWix.comがおすすめだよ」、と教えてもらって初めて触った時に「なんだこれは！」とそこでドはまりしてしまって！(笑)夜中もずっと触ってましたね～。
そこからコンサルよりウェブデザインの比重が高くなってきたんですよね。
沼にはまってしまったんですね笑
森
中塚さん
結構「これだ」と思ったことはとことんやっちゃうタイプなんですよね。
普段は、お客様の売り上げを伸ばすために数字追いかけたりとか片方の脳みそばっかり使ってる感じがしていて。でもデザインってまた違う脳使うじゃないですか。
没頭できるというか。それが楽しかったんだと思うんですよ。
デザインもやったことなかったから、デザイン本をたくさん買ったり。息子がデザイン科に進んだので、息子の本を借りたりして勉強しました。
全然違う業界のことを一人で勉強して仕事にしていくなんて、やっぱりバイタリティがすごいなあ・・・
森
最初の仕事は0円?! 厳しい現実
ウェブデザイナーになってはじめてのお仕事ってなんですか？
森
中塚さん
え～～っとねえ・・・・(渋い表情)
実はお金をいただくってことはできなくて・・・
起業されている知り合いの方、カフェだったり塾だったりサロンをやってる友達に声かけて「無料でいいからつくらせて！」ってお願いして、つくらせてもらって。
どうやったら閲覧数が上がるかとか、googleとかいろいろ動きを見ながらなにもわからないところからやっていったって感じですね。それらを実績として、本格的にお金を頂いてやるっていう感じでした。
やっぱり実績が大事ですよね。そこからどうやって実際のお仕事につなげていったんですか？
森
中塚さん
コンサルのお客さんに声をかけていっていましたね。
その中で、もっといろんなタイプの業種を経験して、実績につなげたほうがいいと思ったんです。
だからWixで何かないか、と思って探していたところに、UGOOOさんがだしている求人を見つけてパートナーになったって感じです。
業務委託も大変！繁忙期と子育て
いろんなところに積極的に声をかけたり、業務委託で制作してくれる人を探している求人情報をみつけにいって、お仕事の幅を広げていったんですね。そしてウチをみつけてくださったと・・・（拍手）本当に繁忙期の時はありがとうございます。
森
中塚さん
おととしだったかな、ほぼ徹夜が続いて。娘がちょうど受験の時だったんですよ！
わー！大変！！
森
中塚さん
うん！娘は勉強してて、私は仕事しててちょうどよかったんですけどね。
でも試験に連れて行かないといけないからこの日は一日仕事ができなくて、とか試験に連れてって、Wi-fi使えるカフェを探して歩いて、娘の試験が終わるまでカフェで仕事してっていうのを繰り返してましたね。
うわ・・・きつかったですね・・・（よくフリーランスの人のアカウントでカフェで仕事してる風景上げている方人いらっしゃいますけど、これが現実なのかも・・・）
森
中塚さん
あの時はきつかったですね、みんなきつかったと思います。
仕事があることはいいことなんですけどね！
森
中塚さん
そうそう！
（繁忙期が終わった）後からはそう言えるんですよ！やってるときはきついんですけどね！
森
中塚さん
うまい具合にばらけてくれたらいいんですけど、なかなかそういうわけには行かないですからね。
結局大事なのは信頼関係。中塚流・仕事獲得の極意
閑散期にはコンサルの仕事をされていらっしゃるんですか？
森
中塚さん
その時はひたすら営業してますね。
電話を片っ端からかけて、片っ端から断られて(笑)電話営業苦手だなーとおもいながら。
インスタで声かけようと思っても20人声かけて1件返ってくるかなんですよ。
そのうちに1日にDMできる人数も制限がかかるようになってしまって。だからそれもできないんだーってなって。
大変ですよね・・でも20人に声かけて1件返ってくるなんてすごいですよ！
森
中塚さん
そう、だから結局口コミが強いってことに気が付いて、友達の友達を紹介してもらったり、いろんなところに顔出して、名刺配ってってのが強いなと思いますね。
インスタが得意な人はインスタでストーリーとか、インスタライブしてお客さん囲えばいいと思うんですよね。
トライ＆エラーでいろいろやってみて、得意なことを見つけていくのが大事なんですね。
森
中塚さん
結局仕事って信頼関係が一番大事じゃないですか。
だから、この人間は信頼できるのかどうかって実際会って話をするっていうのが一番はやいですね。
サクッと作れるので良ければ安いところとかでいくらでもあるじゃないですか。
そうではなくて、しっかり後も見てほしいっていうお客様ならね、やっぱり信頼が大事。
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Interviewee
岡山県出身
3才からの幼馴染と結婚し、現在19歳女子大生・22歳画家のおかん
趣味: 旅行、映画・YouTube鑑賞、珈琲
好きなこと: 神社参拝、ヨガ、ワンオクライブ、ユニバハロウィン
中塚早苗さん
コメント
これからは組織に属することなく個人で様々な分野において起業する若者が増えると感じています。コンサルタントで経営面を、リトリートでメンタルを、子を影で支える「おかん」の視点で今後の日本経済に貢献できたらと思っています。
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広島女子商短期大学卒業後、会計事務所9年勤務
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その後、八洲学園大学に編入し司書資格を取得、学校司書勤務を経て2018年より個人事業主のWebビジネスコンサルタントとして独立
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2020年よりWix専門Webデザイナーとして起業「-tukuru-」
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2023年JWPPよりデジタルマーケティングアドバイザーの認定を受ける
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起業当初よりWixサイト制作は400件を超え、現在は個人事業主のコンサルタントとWeb制作を中心に活動している
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また新たにリトリート事業の展開に向けて現在準備中
