フォントには歴史がある!現在のトレンドは?

こんにちは!ジリキウェブスクールの森です!

私たちは長い歴史の中で、古代の時代から文字をコミュニケーション手段の一つとして使ってきました。古代文明では壁画に文字が書かれていましたし、日本においても古い書籍は文字で書かれています。

しかし、この時代にはフォントという概念はありませんでした。その理由は、活版印刷がまだ誕生していなかった時代だからです。
ルネサンスの3大発明の一つである活版印刷が誕生したことによって、私たちは文字の形や読みやすさを意識するようになりました。

さらに技術が進化してパソコンが一般家庭に普及するようになると、デザイン性を高める目的で、数多くのフォントが誕生しました。
これはウェブフォントと呼ばれるもので、ユーザー環境に依存することなく、フォント自身が特定のスタイルを確立することで、ユーザーは気に入ったフォントを選べるというシステムです。
フォントには無料と有料がある

ウェブで利用するフォントには、あらかじめOSのデフォルト設定で組み込まれているものもあれば、アプリが独自に提供するフォントもあります。これらは無料で利用できるものが多いのですが、全てのフォントが無料というわけではありません。中には、有料で提供されているフォントもあります。
例えば、日本語の和文を縦書きで画面上に表示する際に、筆で描いたような書体で表現したい場合があります。無料提供されているフォントでは、なかなかこうしたピンポイントなニーズに応えることが難しいのですが、有料フォントなら筆で描いたような書体を使うことも可能です。
おすすめ有料フォントサイト モリサワ
2019年に開発されており、今やデザイン業界で広く使用されているフォントです。
1000種類以上のフォントがあり、明朝体から手書き風まで様々あります。

モリサワフォントの魅力を知りたい方はこちらをご覧ください
無料で提供されているフォントにも、さまざまな種類があります。欧米言語対応したものが多いのですが、中には日本語にも対応しているものもあります。同じウェブデザインでも、フォントが変わると全体の雰囲気はガラリと変わります。ウェブデザイナーとして働くなら、フォントのイメージを覚えておき、案件ごとにピッタリのフォントを選びたいものです。
おすすめ無料フォントまとめサイト「321web」
使いやすいフリーフォントを60種類まとめて載せてあり、見やすく選びやすいです。

システムフォントとウェブフォントの違いとは?

パソコンの画面に表示されるフォントは、システムフォントとウェブフォントとに分類されます。
システムフォントとは
パソコンに既にインストールされているものです。表示速度が速く、設定が簡単です。
しかしMacやWindowsでは標準で搭載されているシステムフォントが異なります。 システムフォントのゴシック体を使用した場合、Macでは「ヒラギノ角ゴシック体」Windowsでは「Yu Gothic UI」と見え方が少し変わってしまいます。
ウェブフォントとは
ウェブデザイナーに大きく関係しているのは、ウェブフォントです。ウェブフォントは、ユーザーがどんなデバイスを使っているか、またどんな作業環境なのかに影響を受けないフォントです。
ウェブフォントは、ウェブのサーバー上で格納されているフォントのデータを読み込み、それを使って文字を特定の形に変えて表示するというメカニズムとなっています。
しかしシステムフォントと比較すると、表示されるまでのスピードが若干遅くなってしまうというデメリットがあります。特に、日本語の場合にはひらがなとカタカナ、そして漢字など、文字表記の種類が欧米系言語よりも多くなりやすいものです。そのため、ウェブデザインの際に画面表示に時間がかかってしまう場合には、フォントを見直す作業が必用になることがあります。
人気のウェブフォントとは?

豊富にラインナップしているウェブフォントの中でも、多くのユーザーにとって見やすいフォントはとても人気があります。
例えば、ゴシック系フォントの中でも和文と相性が良いNoto Sansは、なんとなく丸みを帯びていながらも、カジュアルになり過ぎないきちんと感があります。

バナー広告を始め、ホームポページのタイトルなどに使われることが多いフォントです。
明朝系なら、Noto Serifが人気です。

明朝系の中ではゴシック体に近い雰囲気があり、幅広いウェブサイトに活用できます。
まとめ |
✍ウェブフォントはウェブデザイナーには必要不可欠 |
✍ウェブフォントは、ユーザーの環境に左右されずに使えるフォント |
✍システムフォントはパソコンに標準搭載として既に入っているフォント |

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